makoto待望のソロアルバム

楽曲解説

1.introduction
アルバム全体を象徴し且つ序章～次曲へ世界観の繋がりを意識して制作したインスト曲。

2.星屑のセレナーデ
当初アルバム名として考えていましたが反応がイマイチだった為変更し現在のタイトルに。過去自分が作ってきた作品の中ではダントツ完成度の高い楽曲になったと思います。秋～冬にかけて冷たく乾燥した夜空はとても素敵で、ロマンチスト気味な自分にはお似合いな曲ができたなと感じる一曲となりました。

3.移ろう季節をキミと...
初めてソロでライブを行った際mikaとの共作で生まれた曲です。当時組んでいたバンドでも演奏した経験(その時はドラム)があり今でも自分のルーツ的位置づけとなる楽曲。今回のアルバム収録用にアレンジは初期のものからガラリと変えてみましたが、いつかオリジナルバージョンも音源化できたら是非現在のものと聴き比べてみてほしいですね。

4.メロディー♪メーカー
その名のとおり曲を作っていく過程を歌にしてみました。勢いで作ったおかげでデモ段階を何人かに聞いてもらったところあまり良い反応が得られなかった為御蔵入りしていたところ、この度めでたくアルバムの一曲として日の目を見ることができ万歳。全体的に大人しめな曲が多いアルバムなので明るくPOPなものが欲しかったのと、それを意識してブラス系の音色をアレンジに加えたところ実にマッチしました。後半はバンドセッションをしているような感じをだしてみました。

5.遠い空の下
この曲を作った当時丁度東京へ出てきて本格的に音楽を初めて10年という節目で、まだふるさとを題材にした曲がなかったなと思い、生まれ故郷の帯広での生活を思い出しつつ、上京からこれまでに関わってきた人達や支えてくれた大切な人へ向けて感謝の気持ちを込めたメッセージソングです。
※演奏はすべてN～Tea～Tというバンドでレコーディングした音源をもとにリマスタリングしたものを収録しています。

6.Family
いつか家族をテーマにしたものが作りたいと思い、スペベア(special bears)のストック曲の中から歌詞を一から書き直して完成させたものを収録しました。人それぞれに家族観はあるでしょうがあえて自分の家族観をありのままに出してみました。なのでライブで歌ったりはあまりしないと思うので是非この音源で聞いていただきたい楽曲ですね。

7.Interlude
この曲で丁度アルバムの折り返しということで、趣味で作ってあった曲のストックの中からこの場所に適した楽曲を選び、前後の曲との繋がりを考え修正を加えたインスト曲。

8.仮面
もともとロックが好きで今回のアルバムに一曲くらいハードなヤツが欲しくなり一番最後に作った曲なので、自分の作品の中では最新曲となります。普段曲やアレンジを作っていくときは割と完成系を見据えつつ細かく音を組み上げていくのがスタイルなのですが、ロックなのであまり深く考えずに適当にベースを弾きながら土台を作り、そこに最低限の音を積み上げていってあとは勢いでボーカルを乗せた感じの完全に勢い重視の楽曲ですが、きっと好きな人はハマる作品に仕上がったと思います。

9.祈り
東京に来て初めて組んだバンドのオリジナル曲用にmikaが作ってくれた思い出深い曲。この曲も当時のアレンジとは180度ぐらい変化しましたね。バンドでやっていた時はもっとロック色が強くギターを前面に出したアレンジでしたが、どうせなら思いっきり変えてしまおうと思い、ピアノをメインにコードも大胆に変え、最新のシンセ系サンプリング音なども混ぜて生まれ変わりました。作曲者であるmikaがコーラスを担当しているところにも注目です。

10.冬の贈り物
実は季節の中で10月～12月辺りが一番好きで特に年末のクリスマス前後は街が一年で最も輝いて見えて素敵ですねー。そんな世間的にも浮き足立つ季節をテーマに作った個人的ラブソングです。雰囲気を出すために音色選びからコーラスの重ね方まで色々苦戦しましたが、試行錯誤して作った甲斐あってとても満足のいく作品になりました。是非毎年この季節になったら大切な誰かと一緒に聞いてほしい曲です。

11.Friends
アルバムの選曲の中で出来るだけ様々なテーマをもとにしたものを入れたいと思い、この曲もそのテーマ別楽曲の一つ「友」を題材にした作品です。私は恥ずかしながら友人と呼べる人間はほんと少ないのですが、自論としは、本当に大切な友人は少なくてもいいから長く付き合っていきたいと考えてます。この曲は友をキッカケに出来た曲ですが、聴く人によっては共感してもらえるような作品に仕上がっているので沢山の人に聴いてもらいたいです。

12.星屑のセレナーデ～piano mix～
アルバムラストはしっとり締めくくりたくて、タイトル曲でもあるこの曲のピアノバージョンをissyにお願いしたところ、快く承諾してもらい完成しました。気づきにくいですが微妙に歌詞やメロディーが違うのはこちらがオリジナルバージョンだからです。ジャケットにも写っているとおりピアノは自分にとってとても特別な楽器で、基本的にどの曲も最初はピアノで作っており、必ずと言っていいほどアレンジでも様々な音色のピアノが登場します。恐らくはこれからもこの手法での作品作りはずっと変わらないでしょう。

型番NSPB001
商品ID77923814